人間が飲む水道水には、水道水の中に入っている雑菌がさまざまあるために、殺菌作用があるカルキが入っています。
カルキ抜きになってしまうと、菌が体に入ってしまうからです。
カルキはあくまで人間用ですよね。
とすると、ヘビにそのままカルキが入った水を与えて丈夫でしょうか。
そこで、ヘビの水にはカルキ抜きにしたほうがいいのかを調べました。
ヘビの水はカルキ抜きにしたほうがいいの?
基本的に、カルキが入った水道水をヘビに与えても何も問題ないようです。
実際、水道水だけで何年か飼育している人でも、これといった問題はなかったようですよ。
あえてカルキ抜きをしてまであげる必要はないということですね。
カルキよりも心配なのが、水の冷たさや新鮮さのようです。
水があまりにも冷たいとヘビはその冷たさにびっくりして、亡くなってしまうこともあるようです。
いわゆるショックによって心臓が止まってしまうような感じですよね。
水道水でも冬場は冷たくなります。
なるべくなら、ヘビの体温に近い温度にしてから、水をあげるやり方がいいようです。
もし、カルキ抜きを与えたいときは、水道水を沸騰して冷めるまで待って、ヘビの体温に近い温度になってから与えるようにしましょう。
また、水の中にフンをしてしまうこともあるようで、フンを見つけたらすぐに水を取り替えて、常に新しい水を入れてあげることが一番重要なようですね。
そして、水の置き場所を変えたりはしないほうがいいようです。
一度決めたら、いつもその場所に水を置かないとヘビが戸惑って落ち着かないようです。
水入れを掃除した後は、いつも同じ場所に水入れを置くようにしましょう。
水入れの中は一週間に一度ぐらいは消毒してバイ菌が発生しないように、清潔に心がけておくことが必要です。
まとめ
ヘビに与える水だけではなく、常に飼育ケージ内は清潔にしてあげることが大切です。適度な湿度を与えていてもカビが生えることがあります。毎日新鮮な水をあげながら、床に落ちているフンもその都度きれいに取ってあげて、ヘビにとって快適に生活できる環境を作ってあげることが大事ですね。