蛇を飼育し始めたら、それほど日にちが経たないうちに脱皮することがあります。
蛇が脱皮する一週間前ぐらいになると目が白く濁ると言います。
間違えて病気と思わないようにしたいですよね。
だいたい蛇はどれぐらいの周期で脱皮するのでしょうか。
また、脱皮した皮は保存できるのでしょうか。
そのあたりを調べました。
蛇の脱皮する周期と脱皮するときの時間は?
蛇の脱皮の周期は決まったようなルールもなく、一定ではありませんが、だいたい幼蛇なら2週間から3週間に一度、大人の蛇なら2カ月から3か月に一度の周期で脱皮します。
蛇の脱皮をスムーズに行われるようにするには、飼育されている環境がとても大切です。
湿気をより多く取り入れ、餌も十分にあれば蛇は成長するので、その成長のたびに脱皮を繰り返します。
脱皮する時間もはっきりした決まった時間はないものの、30分から1時間ぐらいかかる蛇もいます。
もし、飼育ケージの中の湿気が足りなければ、時間がかかることになります。
あまりに時間がかかりすぎると、皮膚が乾燥してきてしまい脱皮不全になることもあります。
いつ脱皮がきてもいいように、常に湿気と温度を気にしておきましょう。
また、脱皮をするときに体をこすりつけて脱皮するので、裏返しをした鉢植えなど、しっかりとした重さのある頑丈なものを置いてあげることも忘れてはいけませんね。
皮は保存できるの?
蛇の皮を保存しておきたい人も多いと思います。
蛇の皮は保存することができます。ただ、蛇の皮は臭いが少しきついです。
また、見えない汚れもあります。皮を保存するにはまずきれいに洗いましょう。
蛇の皮を洗う時には、食器用洗剤を水で薄めて洗います。
よく洗ったら一度水洗いをして臭いを嗅いでみます。
まだ臭うようなら、もう一度食器用洗剤で洗いましょう。
きれいに洗えたら日陰に干します。十分乾燥させてくたさい。
生乾きはカビなどの発生につながります。
しっかり乾かしましょう。
乾いたらビニール袋などの入れ物に入れて保存しておきます。
まとめ
蛇の脱皮は、一枚皮で脱皮するようですが、ところどころに皮が残っている状態なら脱皮不全の可能性があるようです。そうならないように、脱皮の兆候が見られたら、霧吹きなどで飼育ケージ内の側面に水滴をつけておくといいようです。脱皮した皮は、財布にそのまま入れてしまうと、バラバラになってしまうので気を付けてくださいね。