だんだん飼育環境にも慣れてきた蛇が、のんびりしているのを見ていると、そろそろハンドリングをしてみたいと思いますよね。
ところが、持ち上げようとしたらビクっとするような蛇の意外な反応で、こちらのほうがちょっと引いてしまうこともあります。
蛇をハンドリングに持ち込むときのコツがあるのでしょうか。
そのあたりを調べました。
触るのを嫌がる蛇をハンドリングに持ち込むコツはあるの?
まず、蛇を触るときには、ビクビクしながら触ることはやめたほうがいいようですよ。
触る時には、思いっきりつかむようにして躊躇するような気持は捨てましょう。
飼い主さんがためらいながら持とうとすると、蛇のほうもそれが敏感に伝わり、構えてしまいます。
それほど気負わずに持ってみましょう。
ただ、あまり高い位置で蛇を持ってしまうと、落としてケガをさせてしまうことにもなります。
蛇の低い位置で持ち上げます。
また、蛇をハンドリングするときには、手をきれいに洗って清潔にしてからもってくださいね。
蛇は匂いにとても敏感です。
また、手についているバイ菌が蛇の体について、病気になってしまうこともあるかもしれません。
ハンドリングをするタイミングですが、蛇が動き回っているときのほうが、ハンドリングに持ち込みやすいです。
ただ、掴まえやすいのは蛇がじっとしているときかもしれません。
どちらにしろ、蛇をハンドリングしているときに、蛇が飼い主さんの腕や手で落ち着いていられるかです。
持ち上げる時には、蛇の体の真ん中あたりを持ち上げます。
そいて、反対の手に乗せたら掴んだ手を離してください。
蛇は体を掴まれることを嫌います。掴まえたらすぐにハンドリングに持ち込みましょう。
手の上に乗せてもまだ逃げようとしているときには、反対の手を差し出して道を作ってあげましょう。
手から手へ移動を繰り返すうちに落ち着きます。
とくに下あごのあたりに指を添えるようにして、指を這わせるにするとうまく移動できます。
まとめ
最初だけはおっかなびっくりで掴む形になるかもしれませんが、ハンドリングのコツは慣れていくうちにわかってきます。飼い主さんも慣れてくれば、それがちゃんと蛇にも伝わるようですよ。ハンドリングしてスキンシップができるようになったら、ますます愛着がわきますよね。