気候が暖かくなってくると冬眠から目覚めた蛇たちはエサを求めて活発に動き始めます。野生で生息する蛇は概ね自由です。気ままに行動し、暑ければ水辺を泳ぎ、エサを発見すると追いまわし、ポカポカ陽気の時は日向ぼっこ。

これとは正反対に飼育下での蛇は、飼い主さんの手厚い飼育がなければ生きてはいけません。夏場の飼育において注意すべき点はあるのでしょうか?調べてみました。

夏場の飼育の注意点

まず気を付けなければならない点は、室内の温度。蛇は暑さには大丈夫だろうと思っていても、外で感じる暑さと室内で感じる暑さは違いますよね。

飼育している部屋が暑すぎたり通気性がなければエアコン(ドライ)などで室温を調整したり適度に換気をするなどの対応が必要です。

特に飼い主さんが家を留守にされる場合は、ほどよい気温を保てるようエアコンをセットしていくことをお勧めします。その際、部屋が寒くならないように気をつけてくださいね。

ケージ内の水はたっぷり用意してあげてください。全身が水に浸れるくらいあれば、蛇もきっと喜んでくれるでしょう。水は出来れば毎日(もしくは一日おき)綺麗なものに交換してください。

これは暑さだけでなく衛生面を考えても大切なことですよ。梅雨場は湿気などでカビが発生することもあります。掃除もこまめに行いましょう。

蛇 夏 餌 温度 水

蛇は気温が高すぎたり、また低すぎたりするときにはエサを食べないことがあるそうです。ですから蛇が不調にならない為にも部屋の気温・室温管理は徹底すべきことなのですね。

夏だからといってエサを与える間隔を調整する必要はないと思います。注意すべきはエサの鮮度。

私たち人間の食材も夏場は痛みが早いですよね。食材を購入する際、消費期限の表示を見ても決して長くはもちません。

蛇が解凍したマウスをすぐに食べてくれれば問題はないと思いますが、エサに喰い付かなかった場合は様子を見ながら新しいものに交換することが賢明です。

スポンサードリンク

まとめ

昨今の夏の暑さは私たち人間においても厳しく、熱中症で倒れる人も多くいらっしゃいます。可愛い蛇が夏の暑さで不調になってしまわないよう、飼い主さんが十分に注意してあげてくださいね。

スポンサードリンク