特殊な動物ってペットとして飼う為には許可が必要だったはず。でもどこに聞けばいいのでしょう?爬虫類も申請が必要なの?蛇を捕獲したけど勝手に飼ってもいいのかなぁ?
そんな疑問を解決するべく、調べていきたいと思います。
蛇を飼う為に。
特定の動物(人に危害を与えたりするような危険な動物)は地方自治体に許可を申請せねばなりません。
許可を得る為の基準があり、違反の際はもちろん許可は取り消されます。
また、○○県では許可が下りたけど、○○県ではダメだった、というケースもあるようですよ。地域により少々異なるようですね。
守るべき基準としては、飼育施設の構造や強度、管理方法、動物個体に対する識別管理(マイクロチップ等)などがあり、これららの条件を守ることが出来れば許可が下りるようです。
申請が必要な動物には哺乳類から鳥類、爬虫類まで様々で、そのリストには細かく種類が記されてあります。蛇においてはやはりニシキヘビ(種類による)や毒蛇類は申請が必要です。
日本で生息する蛇だと『マムシ』や『ヤマカガシ』沖縄ですと『ハブ』などの毒蛇を飼う場合には申請が必要とのこと。
素人さんが毒蛇を飼おうなんて思うことはないでしょうが、やはり経験のある方でないと難しいと思います。ハブなんて攻撃性が強いので危険です。
毒蛇でなくとも、蛇は脱走が得意なので隙間のあるケージなんて論外。隙間を作らず、頑丈なケージを選んでくださいね。
また、噛まれた時のことも考えなくてはいけません。慎重に扱っていてもちょっとの油断で噛まれてしまうこともあります。
大抵は病院に血清が用意されてあると思いますが、そのようなトラブルがあった時にどうするべきか、という対処法は事前に頭に入れておく必要があるでしょう。
2008年に東京都内で50匹を超える毒ヘビを無許可で飼育していた男性が逮捕されたというニュースをご存知ですか?なぜ無許可飼育が発覚したのか・・・それは、逮捕された男性自身が毒ヘビに噛まれてしまったから、なんです。
グリーンマンバという毒ヘビに噛まれた男性は慌てて救急車を呼び病院へ。
一命をとりとめ、ごまかしようのない事実から逮捕に至ったわけです。男性にとっては自業自得ですが、きっと周りの住人の方たちはゾッとしたでしょうね。
まとめ
許可をとることは面倒だと思いますが、何事も身の安全の為です。飼い主さんは自分さえ良ければなんて事は考えないで、第3者の方が介入した場合の安全性を考えて飼うことを心掛けてくださいね。