蛇は脱皮をしますが、脱皮の回数などにはルールのようなものはなく、それぞれの個体によって違うようです。
蛇を飼っている人は、蛇がいつ脱皮したのか記録を残し、次の脱皮に備えたりもするようです。
脱皮不全にならにように気を配っているんですね。
蛇は脱皮前に目が白くなるといいます。
また、目も脱皮するとも言います。
そこで、蛇の脱皮を中心に目の脱皮についても調べました。
蛇が脱皮前になると目が白くるのはなぜ?目も皮も脱皮するの?
蛇の脱皮が近くなると脱皮の兆しのような症状を見ることができます。
それは、目が白っぽく濁ったような目になることです。
蛇は脱皮をすることで成長します。
脱皮は一度だけではなく、成長期を迎えると何度か脱皮します。
脱皮は体だけではなく、目の皮も脱皮するんですね。
蛇はまぶたがありません。瞬きもしませんよね。
蛇は、目を覆ってくれるまぶたがない代わりに、透明な皮のようなレンズで目が保護されています。
脱皮するときはこの目の皮のレンズが脱皮します。
そのため、脱皮が近くなると剥がそうとする皮と、新しい皮との隙間に体液が入ります。
そのせいで目が濁って見えているわけなんです。
蛇は脱皮が近づくと餌を食べなくなります。
この白く濁った状態のときの蛇は、ほとんど目が見えなくなってしまいます。
当然、周囲に対して用心深くなり餌も食べなくなります。
爬虫類はすべての種類が脱皮しますが、足のあるトカゲなどは、一枚の皮で脱皮することはありません。
蛇は、足もないので、一枚の皮としてきれいに脱皮ができるように進化したと言われているようです。
蛇の脱皮は口の部分から、靴下を裏返すような形で脱皮します。
抜け殻にはちゃんと目の部分の皮のレンズ部分もしっかりついていますよ。
まとめ
山の中などで、木の枝などに蛇の皮がきれいに一体分引っかかっているのを見たこともあると思いますが、まさか目まで脱皮しているとは思ってなかった人が多いのではないでしょうか。蛇の皮をお財布に入れておくと運がいいということから、山へ拾いに行く人もいるようですよ。もし、見つけたらきれいに洗ってお財布に入れてくださいね。