毒を持つヘビであるマムシ。

遭遇してしまうと、ちょっと怖いですよね。

そんなマムシも生き物なので、子孫を残さなくてはいけません。

いったいマムシはどんな時期に、どのような場所で産卵をするのでしょうか?

マムシ 産卵 時期 場所

マムシが産卵する時期はいつごろ?

マムシも爬虫類なので、産卵して、卵から子供が生まれると思うかもしれませんが、実は、マムシは、卵を産みません。

正確には、メスのマムシが、卵を体内で孵化させて外に出すという流れになります。

非常に珍しい方法ですね。

そこで、子を産む時期ですが、毎年では無く、2~3年に1度、子を産むようで、前年の5~6月に繁殖活動を行い、翌年の8~10月頃に子供を生むようです。

1度に2~15匹の子供を出産するそうです。

普段は、そんなに攻撃的でないマムシも、この時期は攻撃的になるそうです。

マムシが好んで産卵する場所の条件は?

マムシの卵は、メスの体内で越冬するそうです。

子を産むときには、深夜から明け方にかけて、水辺の草むらなどで出産を行うそうです。

もともとの生息地である水辺は、絶対条件のようです。

また、8~10月の暑い時期には、もともと、涼しくなる夕方から深夜にかけて活動するそうなので、深夜から明け方にかけて、子を産むことにも、納得できるのではないでしょうか。

スポンサードリンク

まとめ

爬虫類なのに、哺乳類のように、孵化してから体外に子供を生むのは、珍しいですよね。

また、この時期は、少し攻撃的になるようなので、もともと、刺激を与えないようにしていても、さらに注意が必要かもしれません。

繁殖活動は、毎年では無く、2~3年に1度というのは、繁殖活動を行ってから、出産するまでに、長い時間が必要なためのようです。

野生下の生き物は、繁殖の量が多いイメージがありますが、2~15匹とそこまで多くはないようです。

ただ、お腹の中で、15匹もの子供が孵化すると、メスのマムシは大変かもしれませんね。

深夜から明け方に出産するということですが、マムシの出産に立ち会ってみるのも良いかもしれません。

くれぐれも噛まれないように注意は必要です。

スポンサードリンク