マムシとヤマカガシ、どちらも毒を持つヘビです。
どちらのヘビとも遭遇したくはないですが、この2種類には、どのような違いがあるのでしょうか?
マムシとヤマカガシの見分け方や、毒性について調べてみました。
マムシとヤマカガシの見分け方や毒性はどっちが強い!?
まずは、それぞれの見た目の特徴です。
≪マムシ≫
マムシは、全長40~65cmの胴が太めの毒蛇です。
体に、銭型と呼ばれる斑紋があるのが特徴です。
夏場に水田などの、水辺で見かける事が多いそうです。
仔ヘビの時期から、既に毒を持っているそうなので、子供だからといって、油断する事はできません。
産卵のとき、卵を産むのではなく、体内で孵化した仔ヘビを産み落とすそうです。
≪ヤマカガシ≫
一方、ヤマカガシですが、全長は70~130cmと、マムシよりも大きいサイズです。
体の側面に、赤と黒の斑紋があったり、斑紋が不明瞭なものや、青色をしているものと、固体差があるようです。
生息地は、マムシと同様に、水辺が多いそうで、田んぼなどで見かけられるそうです。
それでは、マムシとヤマカガシの毒性の強さですが、もともとヤマカガシは、毒蛇ではないと思われていたそうです。
この事は、ヤマカガシの毒が弱いということではないそうです。
もともと、ヤマカガシはあまり攻撃的ではないそうで、噛まれても、毒牙が奥にあるため、人間の体内に毒が侵入し難いようです。
しかし、毒素という点から比較して見ると、実は、ヤマカガシの毒は、マムシの3倍ほど、強い毒性があるそうです。
日本に生息するもう1種類の毒蛇であるハブの10倍ほどに相当するそうで、日本で最も毒性の強いヘビだそうです。
まとめ
日本に生息する3種類のうちの2種類が、田んぼなどの水辺で、よく見かけられるそうです。
マムシとヤマカガシの違いは、大きさで区別ができそうですね。
また、毒蛇というと、マムシのイメージが強いですが、実は、ヤマカガシのほうが、毒性が強いとは驚きです。
攻撃的ではないそうですが、もし見かけても、決して近づいたり、刺激を与えないようにしましょう。
できれば、遭遇したくないですね。