マムシというと、毒ヘビのイメージがあるかと思いますが、実は、釣りの餌に使われているマムシは正式には本虫と書いてホンムシと言います。
この本虫は、関西地方を中心にマムシと呼ばれるそうです。
このほかにもイワムシなどと呼ばれることもあります。
では、この本虫は、どのような生き物で、価格はいくら位するのでしょうか?
マムシを釣りで餌に使う場合の価格はどのくらい?
マムシと呼ばれる本虫は、体長15cm〜25cmほどで、体色は赤味がかった肌色か褐色をしています。
釣りの餌で有名なアオイソメよりも長く太い体格をしています。
実際に餌として使うときには、3〜5cm程にちぎって使います。
万能の餌として使われ、アイナメやマダイ、カレイなどを狙うときに、特に使われるそうです。
身が硬いため、遠投することも可能で、餌もちも良いため、海底の魚にも使用できます。
このほか、船釣りや探り釣りにも使われるそうです。
価格はどのくらい?
このように、万能で人気のある本虫ですが、価格はどのくらいなのでしょうか?
実は、生き餌の中で、高価な部類に含まれるそうです。
最近では、あまり見かけなくなったそうですが、販売価格は1匹100円で販売されていることもあるそうです。
ただ、最近では、通信販売でも購入する事が可能なようで、箱売りですが、一箱1080円ほどで販売されているようです。
一箱におおよそ10匹〜13匹入っているようなので、稀に見かける釣具屋で販売されている本虫とさほど値段は変わりませんが、確実に入手できる所は魅力的ですよね。
生き餌なのにどうしたら通販で購入できるのか?
と思うかもしれませんが、クール便で送られてくるそうです。
冷蔵庫で保存することにより、1週間は生きることができるそうなので、釣りに行く予定を立ててから、購入すれば、計画的に餌として使うことができますよね。
さらに、この本虫を塩につけて、水分を飛ばしたものを塩マムシというそうです。
塩につけて、水分を飛ばすと長期保存が可能になるそうです。
まとめ
釣りの餌でマムシと聞くと、蛇のマムシの子どもかと思いましたが、マムシと呼ばれる本虫という餌が存在するのですね。
しかも、そのマムシが万能の餌で、人気のある餌のようです。
蛇のマムシ同様、有名で需要の高い生き物のようです。