肉食でネズミやカエルを食べ、毒を持っているため、噛まれると危険といわれているマムシですが、マムシには他にも独特な特徴を持っているといわれています。

ここで質問ですが、マムシはどうやって子供を産むか知ってますか?

卵を産むと思いの方や、そのまま出産するとお思いの方もいると思いますが、今回はそんなマムシのちょっと変わった出産方法について紹介します。

マムシ 産卵 口 何匹

マムシって口から産卵するの!?

マムシについてこんな言い伝えがあることをご存知でしょうか?

それは、「マムシは実は口から子供を産む。そして子供が生まれるときに牙で子供が傷つかないように、妊娠中のマムシは牙を折るために噛みつくようになる。」とこんな言い伝えがあるんです。

えっ!?口から子供を産むの?と驚かれた方も多いのではないでしょうか?

ですがこれ、単なる言い伝えでマムシは口から子供を産んだりしません。

ではマムシの独特な出産方法は何か?ということですが、それは蛇の仲間でありながら、子供を卵ではなく、直接産むということです。

通常蛇などの爬虫類は卵を産んでそこから孵化するというのが一般的ですが、マムシはメスが卵を胎内で孵化させてから子を産むといういわゆる『卵胎生』なんです。

それがマムシの少し変わった出産方法なのです。

ちなみに牙を折ることもないそうです。

それと出産する際は、口からではなく総排泄口から出産するそうです。

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マムシは何匹出産するの!?

次にマムシが一体何匹くらい出産するのでしょうか?

結論から言いますと23年に一度215匹程の子供を産むといわれています。

あまり頻繁に出産をしないため出産シーンを見るというのは非常に稀な出来事であることから「マムシは口から子供を産む。そして、牙を折るために噛みつく。」と言った言い伝えが広がったのかも知れません。

口から子供を産んでるところをもしみたらトラウマになりそうですね。

まとめ

以上、マムシの出産に関することを紹介しました。

マムシは口から出産するということを聞いたことある方にとっては目からウロコの情報だったのではないでしょうか?

また知らない方にとってはそんな恐ろしい言い伝えがあるのかとかとお思いになったのではないでしょうか?

マムシの出産方法で唯一変わっているところは卵を産むのではなく、直接子供を産むということです。

少しはマムシについて理解を深めていただけたのではないでしょうか。

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