コーンスネークは餌を食べた後、消化に時間がかかるため毎日餌を食べる必要がないと言われています。
一体どんな風に消化されているのでしょうか?
また、どのくらいの時間で消化するのでしょうか?
今回の記事では、コーンスネークの餌の消化時間について説明したいと思います。
コーンスネークはどうやって餌を消化している?
コーンスネークを含むヘビ類は、体の構造上食べたものを咀嚼することはなく、そのまま丸吞みするため、消化液が非常に発達していると言われています。
さらに、唾液にもたんぱく質を分解する酵素を含んでいるそうです。
また、ヘビ類は消化の時にだけ一時的に代謝機能が上がり、消化機能を高めることができるとされています。
そのため、給餌後はしばらくの間、できれば2~3日触らないことが重要で、触られることでストレスになり消化不良を起こしたり、餌を吐き出してしまうこともあるそうです。
1度吐き出してしまうと、そのことが原因で拒食になることもあると言われています。
コーンスネークに給餌をしたら、排泄されるまでは静かに見守ってあげましょう。
消化が終わり排泄が済めば、また代謝が上がるためしばらくはエサの必要がないそうです。
以上の理由から、コーンスネークの給餌はアダルトで週に1回、ベビーで週に2回ほど、ヘビの餌用に市販されている冷凍のピンクマウスを1~2匹与えれば良いと言われています。
ただし、コーンスネークはヘビ類の中では比較的消化器系が弱い個体が多いと言われていますので、しっかり解凍されていないと消化不良を起こし、病気の原因となることもあるそうです。
また、野生のものを捕まえて餌にする場合は、寄生虫がいることが多いとされています。
できるだけ市販されている専用の餌を与えるようにしましょう。
コーンスネークの餌の消化にかかる時間?
コーンスネークが餌を消化するまでの時間は、アダルトで1週間ほど、ベビーで4日ほどと言われています。
ただし、個体の体調によっては消化が早まることもありますし、逆に遅くなることもあるようです。
基本的には給餌後、排泄が済んだら、餌が消化されたと言うことですので次の餌を与えても問題はないとされています。
まとめ
コーンスネークやヘビ類は、私たち人間や犬、猫などとは全く違った消化構造をしているようですね。
ただし、体に触れられたり、環境が合わなかったりすると消化不良を起こしたり、吐き戻したりと言うことも多いとされています。
消化している間は、コーンスネークがストレスなく過ごせるように気を付けたいですね。