コーンスネークの飼育の中で一番怖いのは拒食です。
飼っているコーンスネークが餌を食べなくなってしまったらとても心配ですよね。
ここではコーンスネークの拒食の原因についてご紹介します。
コーンスネークの拒食の判断、餌を食べない期間がどれくらい?
まずはコーンスネークの拒食が、どれくらいの期間餌を食べないと拒食になるのか、ですが、この判断がとても難しく、個体によっても違ってくるので、慎重に判断したいところです。
一般的に、ヘビの拒食は、サイズによっても違うようですが、生後半年未満では1カ月、生後半年から1年未満では3カ月、1年以降では半年食べなければ拒食と言われるようです。
ですが、コーンスネークを飼っている方の多くは1カ月から3カ月食べないと拒食として、強制給餌などに踏み切ることが多いようです。
コーンスネークが拒食になる原因は?
コーンスネークが拒食になる原因として
- 餌を与える頻度が適切でない
- 飼育環境が悪い
- 脱皮前である
- 繁殖期が近い
- 餌が気に入らない
- ストレスが溜まっている
- 病気にかかっている
- 吐き戻しをしてしまった
などがあげられるようです。
「餌を与える頻度」は餌を食べて糞をしたのを確認してから与えます。
大人のコーンスネークなら、4日から1週間に1度の給餌で十分なようです。
「飼育環境」は温度や湿度が適温かどうかを確認しましょう。
温度や湿度が高すぎても低すぎても餌を食べない原因になります。
「脱皮前・繁殖期」はこれらが過ぎれば食べるようになります。
「餌が気に入らない」はいつもの餌ではないもの、例えば「生餌」などを与えると食いつくこともあるようです。
「ストレス」はハンドリングのし過ぎや何かの振動のある場所に置いておくとストレスを感じてしまう場合があるようです。
「病気にかかっている」場合は「マウスロット」と呼ばれる口内炎のような病気など、いろいろあるようなのでしっかりと管理してあげましょう。
「吐き戻し」は冷凍マウスの解凍不足などが原因となることが多いようです。
吐き戻した後は消化液が不足しているので、期間を空けて小さめの餌からスタートしますが、このときに拒食を起こしてしまう事が多いようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここではコーンスネークの拒食についてご紹介しました。
コーンスネークは一度拒食になって強制給餌になってしまうと、なかなか元に戻すのが難しいようです。
ですが、拒食手前で原因が分かっている場合は改善することもできるので、いろいろと対策をとって、拒食にならないように注意してあげましょう。