蛇の餌は冷凍マウスを与えることが一般的だが、餌代がそこそこかかります。

鶏肉や虫なら餌代の節約にもなりますが、冷凍マウスの代わりに鶏肉や虫を与えることはできないのでしょうか?

今回は蛇に鶏肉や虫を与えることができるか調べてみました。

鶏肉を餌にする事について

蛇は餌を丸呑みします。鶏肉の場合、鶏の一部分になる為餌丸々1匹と部分的な餌では栄養バランスが悪くなってしまいます。

栄養バランスが悪いと蛇の体調を崩してしまう事になります。

結果から言えば鶏肉を餌として蛇に与えることはお勧めしません。

一時的なら良いですが、餌を食べる間隔が長い蛇は1回の餌の栄養バランスが重要になる為、できる事なら冷凍マウスを与えましょう。

ちなみに肉だけの部分より、内臓や骨などの部分の方が栄養価は高いです

冷凍マウスは蛇にとっては万能食です。

冷凍マウスの他には冷凍ひよこ、冷凍うずら、やもり、アノールが使われることが多いです。

3m越えの大型蛇の為にラットもあります。冷凍ひよこは1羽\80前後、冷凍うずらは500g¥1000前後、活きひよこは1羽¥200~¥300、ヤモリは10匹\1500前後で売られています。

蛇 餌 鶏肉 虫

蛇の中には偏食の蛇がいることについて

アオヘビやタカチホヘビのようにミミズしか食べない蛇や、シロマダラのようにトカゲしか食べない蛇がいます。

そして昆虫食性蛇と呼ばれる蛇がいます。

ラフグリーンスネークやトオスジヒメレーサーなどで、コオロギを好んで食べます。

コオロギは肉食の熱帯魚を取り扱っているお店などでも売っているので、手軽に手に入れる事が出来ます。

冷凍マウスを食べる蛇に比べると昆虫性蛇は、餌を与える間隔が短くなります。

冷凍マウスが1~2週間に1回で良いのに対して、昆虫性蛇の場合は2.3日に1回与えなければいけません。

幼蛇の時は毎日与えます。

冷凍マウスの場合はマウスだけあげていれば大丈夫ですが、コオロギの場合はビタミンやカルシウムを補う必要があります。

昆虫性蛇はコオロギの他にもバッタや芋虫も食べます

ちなみにラフグリーンスネークは全長70cmぐらいで細身の体形をしています。

昼行性の蛇なので紫外線が飼育には必要になります。紫外線に当たることで少しですがビタミンを補うことがでいます。

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まとめ

全ての蛇が昆虫を食べていると思っていましたが、昆虫を食べる蛇とマウスを食べる蛇は種類が違う事が分かりました。そして冷凍マウスが好きという事がわかり驚きました。調べるまでは鶏肉でも問題ないと思っていましたが、栄養バランスが崩れるという事がわかり蛇の餌は色々難しいと思いました。冷凍ひよこ、冷凍マウス、活きひよこ、冷凍うずらなど蛇の餌が売られていますがとってもショッキングでした。しかし蛇が生きていくうえでは必要な餌ですから、蛇を飼育するためには慣れなければいけません。蛇の餌はコストがそれなりにかかりますが、鶏肉は蛇にとって良くない餌である事も分かったので、蛇の事を考えるとキチンとした冷凍マウスを与えるのが一番いいと思いました。冷凍マウスを与えるのに抵抗がある方は、昆虫性蛇を飼育したほうがいいかもしれません。蛇を飼育する時は、餌の事も考えてから購入しなければいけないなと思いました。

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