蛇は、餌を与えても何も食べなくなってしまうことがよくあります。
そのまま食べずにいるとどんどん弱ってきます。
無理してでも人間の手で口にさせることが必要です。
蛇の餌の主食はマウスですが、食欲のない蛇には人間がアシストして、マウスを口の中にくわえさせると、うまく蛇も飲み込んでくれるときもあります。
そこで、蛇の餌のアシストについて調べました。
蛇のエサのアシストのやり方
まず、聞き手の反対の手に、蛇を巻き付けます。
巻き付けたら指で蛇の頭を動かせないように固定しましょう。
次にピンセットでマウスをつかみます。
ピンセットはあらかじめきれいに洗っておきます。
マウスをつかむときに、マウスの頭を蛇の口に向けて掴みます。
蛇の口の近くに持っていったら、マウスの鼻先を使って蛇の口を開けて、口の中にマウスを入れます。
口が開けにくいときは、蛇を軽くつついて開けさせます。
口にうまく入ったら、少しずつゆっくりマウスを半分ほど入れてください。
マウスを口にくわえたらその状態にしておき、マウスを挟む力が弱まらないように、蛇の頭を指で軽く押さえておきます。
そして、蛇がマウスを飲み込み始めたら、静かに蛇をケージに戻します。
蛇の口に入れてもすぐには飲み込まずに、時間がかかることもあります。
根気よく待ちあまり蛇をきつく押さえてしまうと、蛇が動きだして暴れたときに、頚椎にケガをさせてしまうことがあります。
蛇の持ち方には十分注意が必要です。
また、口を開けさせる方法は、すぐに取り外すことができるようなものを蛇にくわえさせておいて、マウスを口にくわえさせるときに外してもいいかもしれません。
まとめ
蛇が何も食べなくなってしまう原因は、病気なのかはよくわかりませんよね。もしくは、飼育環境に何か間違いがあるのかと悩むところです。アシストも大事ですが、まずは、病院に行って診てもらうことが大切かもしれません。どんな対処がいいのか、蛇によってもアシストの方法が違うこともあります。とくに初めてアシストをする場合は、獣医さんによく聞いてから試してみましょう。