「タカチホヘビ」と聞いたことのある人は少ないと思います。
夜行性で森林に生息しており、昼間は落ち葉や倒木の下に潜んでいるので、見つけにくく、幻のヘビと呼ばれています。
幻のヘビと言われるタカチホヘビの採集場所はどこなのでしょうか?
その採集方法とは?
タカチホヘビの採集について
幻のヘビ、タカチホヘビを採集する手段はどのようにしたらよいのでしょうか。
タカチホヘビとはどのようなヘビなのでしょうか
タカチホヘビとは?
タカチホヘビの生息地は、本州、四国、九州とその沿岸の島々、屋九島、種子島ですが、千葉県では発見がありません。
全長は30センチから60cmの真珠光沢のある体背面は黒紫~淡黄色と変異が多いとされています。
正中線上に黒い縦縞、うろこに虹色の光沢があります。
タカチホヘビの姿を見かけることはほとんどありません。
幼蛇の場合は縦縞が不鮮明なので区別の見分けがつきにくいのです。
齢を取ると黄色い体になることが多いようです。
●習性
夜行性ですが、昼間にも稀に見かけることができます。
地中性で乾燥に弱いが、湿り過ぎにも弱く、昼間は落ち葉や倒木の下に潜んで、地中の中に居ることも多いので幻のヘビと呼ばれています。
特定の環境を好み、一か所で多数のタカチホヘビが見つかることもあります。
●食べ物
ミミズを主に食します。
●採集
低地から山地の林の石の下、朽ち木の下、夜間の雨上りで、山裾の道路の側溝などで採集できる確率が多いです。
●性格
大人しくてデリケート、毒はありませが、触りすぎると弱ってしまいます。
●飼育
大人しいタカチホヘビですが、飼育はなかなか難しいようです。
タカチホヘビは湿度が高く涼しい森林に生息していますので、その環境を維持していかなければなりません。
20度の温度を保ち、乾燥しすぎないような環境にしておかないといけなせん。
餌は釣り具のミミズでは食べないので、ミミズ、ドバミミズなど野生のミミズを採集しなければいけません。
まとめ
幻のヘビと言われて、捕獲も難しい貴重なタカチホヘビ。
飼育方法も難しく、成功してもほとんど土の中で生活しているタカチホヘビですので、飼育している実感があまりないかもしれませんね。
触りすぎると弱ってしまいますので注意しましょう。