アオダイショウは家の守り神とされる地域もあるほど、昔から人間と共存してきた蛇だと言われています。
毒も持っておらず、性格も穏やかで、慣れてくると人間に懐くような仕草を見せてくれるため、最近ではペットとして飼育している方も増えてきているようです。
そんなアオダイショウですが、実は噛まれてしまうと、腫れてしまう可能性があるようです。
対処法について調べてみました。
アオダイショウが毒蛇!?噛まれた場合の対処法は!?
アオダイショウに噛まれて腕や足が腫れてしまった、という報告が地方の山間部にある消防署などには数件あるようです。
しかし、アオダイショウには毒がまったく無いとされており、別の原因で腫れてしまったと考えられています。
ひとつは、アオダイショウにそっくりな、ヤマカガシという蛇と間違えてしまったケースがあるようです。
ヤマカガシは同じナミヘビ科の仲間で、顔つきが似ているとされています。
ヤマカガシが持つ毒は、マムシよりも強い毒性があるため、非常に危険だとされています。
また、ヤマカガシの毒は痛みが少ないため、気づいた時には重症化しているケースもあるようです。
もうひとつは、アオダイショウの牙や口腔内の雑菌が傷口に入ってしまうケースで、この場合は噛まれた箇所がひどく腫れてしまうようです。
アオダイショウに噛まれたら?
アオダイショウに噛まれてしまった場合、応急的な処置として、患部をきれいな水で洗い流し、雑菌が増殖しないようにすると良いでしょう。
そのあとは、傷みや腫れがない場合でも、近くの病院などに行き、適切な処置を施すことをお勧めします。
また、上記にもある通り、ヤマカガシと間違えている可能性もあるため、毒がないと自己判断せずに病院に通うことをお勧めします。
まとめ
アオダイショウには毒がないと言われていますが、噛まれると腫れてしまったり、強い痛みを感じることがある為、注意が必要でしょう。
大人しい性格ですが、乱暴に扱うと噛みつくことがあるため、お子さんなどが近くにいるときなどは、気を付けるようにしましょう。