コーンスネークは、初めて蛇を飼育すると言う方にも比較的飼いやすい品種だと言われています。
でも、初めて飼育する場合はわからないことも多いですよね。
特に、飼育ケージにはどんな床材を使用するのが良いのでしょうか?
そこで今回の記事では、コーンスネークの床材について説明したいと思います。
コーンスネークの飼育に良い床材は? 砂や人工芝はどう?
床材として一番用使用されているのは、新聞紙やキッチンペーパーなどの紙類だと言われています。
コストがかからないので手軽に使用でき、掃除や交換も簡単に行えます。
ただし、吸水性が悪く、フンの水分を吸収しきれずに、ケージの床まで汚れてしまうことがあるそうです。
コーンスネークの体が小さいうちは良いですが、大きくなったら別の床材を検討したほうが良いでしょう。
ペットシーツもよく使用されている床材だと言われています。
価格も安く交換にも便利ですが、めくれやすいので、下に潜って排泄してしまうことがあるそうです。
また、餌と勘違いして誤食することもあるようですので、餌を与える際には注意が必要だとされています。
ウッドチップは他の床材よりもコストはかかりますが、天然素材のため、誤食をしてもそのまま排泄されるので安心だと言われています。
匂いや水分の吸収性にも優れており、掃除や交換も汚れた個所を取り除くだけで済むそうです。
ただし、針葉樹チップはヘビの飼育にはあまり向いていないようですので、広葉樹チップ、特にアスペンが多く使われているそうです。
人工芝はケージの大きさに合わせてカットでき、何度も使えるので経済的にも良いと言われています。
丸ごと洗うことができるので、複数枚用意しておけば掃除も簡単に行えるそうです。
ただし幼体のうちは、人工芝で怪我をする危険がありますので、1歳を過ぎてから使い始めたほうが良いそうです。
天然素材の砂は見栄えもよく、誤食などの心配もないですが、夏場はカビが生えやすくなるため管理が大変だと言われています。
また、猫砂は水分を含むと固まる性質があり、誤食した場合に体内で固まる危険があるので、避けたほうが良いとされています。
コーンスネークの床材が滑る場合は?
新聞紙やキッチンペーパー、ペットシーツなどは、プラスチックのケージの底では滑ってしまうことがあるそうです。
そのため、めくれやすくコーンスネークが潜ってしまうことが多いと言われています。
ケージの底にテープなどで張り付けると言う方法がありますが、掃除、交換に手間がかかることと、誤食の心配があるためあまりおすすめできないそうです。
まとめ
コーンスネークの床材には様々なものが使用されているようです。
幼体のうちは、新聞紙やキッチンペーパーなどの安全でコストのかからないものがおすすめだとされています。
個体の成長に合わせて、納得のいく床材を選んでいくと良いでしょう。