コーンスネークを飼育するにあたって、給餌は大切なポイントです。
成長した個体であればさほど問題はありませんが、生まれたばかりの幼体の給餌は少し難しいと言われています。
そこで今回は、コーンスネークのベビーに給餌する方法やペースについて説明します。
コーンスネークの給餌 ベビーの場合
コーンスネークはヘビの中でも飼育が簡単だと言われており、成長した個体(アダルト)であれば餌付きも良いため、給餌も楽に行えることが多いそうです。
ただし、生まれたばかりの幼体(ベビー)は餌付きにくいことがあるようです。
もともとヘビは採餌に対してあまり積極的ではないとされており、アダルトなヘビは水さえあれば何か月も絶食することができるそうです。
そのため、ケージ内に置き餌をしても効果はなく、何も食べないまま亡くなってしまう個体も多いと言われています。
特にベビーはアダルトよりも頻繁に給餌をし、栄養を摂らないと成長することができないので、給餌拒否が続くようであれば、強制給餌も必要だと言われています。
コーンスネークの給餌には、主に冷凍のマウスが使用されていることが多いそうです。
マウスは栄養バランスに優れており、サイズもコーンスネークに丁度良いとされています。
ただし、凍ったマウスを与えてもそのまま食べることはないので、内部まできちんと解凍することが大切です。
常温解凍は時間がかかるうえに、きちんと解凍されないことが多いので、マウスを袋に入れて湯煎するか電子レンジで温めるのが良いと言われています。
ただし、電子レンジは加熱時間の調節が難しく、時間が長すぎると中で爆発することがありますので注意しましょう。
また冷凍マウスにも、生まれたてのマウスから成長したマウスまで様々なサイズがあるそうです。
コーンスネークのベビーに与えるならば、生まれたてのピンクマウスが良いでしょう。
コーンスネークの給餌のペースは?
コーンスネークの給餌のペースは、ベビーは3~4日に1度、アダルトは1週間から2週間に1度程度だと言われています。
個体の頭部よりも一回り程度大きいものを、1回の給餌につき1匹与えると良いそうです。
基本的には、給餌後に排泄が確認出来たら、次の給餌をしても良いとされています。
ベビーのうちは冷凍マウスの小さめのものをこまめに与えると良いそうですが、スムーズに飲み込めるようになったら、冷凍マウスのサイズを大きめにしてみましょう。
飲みこむ際に少し大変そうだと思うかもしれませんが、ヘビは良く伸びる生き物ですので心配ないと言われています。
まとめ
コーンスネークは比較的順応性の高いヘビだと言われていますが、環境などによってはエサを食べなくなることもあるそうです。
体の出来上がっていないベビーはエサを食べないと弱ってしまうことが多いので、アダルトよりも配慮が必要です。
せっかく迎え入れたベビーが弱ってしまったら悲しいですから、しっかりと準備をしたいですね。