豊富なカラーバリエーションと飼育のしやすさから、ペットスネークの中でも人気が高いコーンスネーク。

そんなコーンスネークの飼育でも気を付けなければならないのが、「温度管理」です。

コーンスネークに限らず、変温動物であるヘビを飼育する際には「温度管理」は非常に大切なです。

今回は、そんな温度管理についてご紹介していきます。

コーンスネーク 温度 上がらない

温度が上がらない場合の対策方法は?

ヘビは外部の温度によって体温が変化する変温動物です。

そのため、飼育環境は非常に大切になってきます。

コーンスネークにとっての適正温度は25~30度と言われています。

コーンスネークはヘビの中では寒さに強い種類ではありますが、温度が下がりすぎると餌を食べなくなる場合や、消化不良を起こしてしまう場合があります。

飼育時にはケージ内の温度管理を徹底して心がけましょう。

冬場など温度が上がらない時は?

ケージ内の温度が下がる冬場は、パネルヒーターなどを設置しケージを暖めてあげる必要があります。

この時、パネルヒーターのサイズはケージの1/3または半分程にとどめておきましょう。

ケージ全体をまんべんなく暖めてしまうと、暑くなりすぎた時にコーンスネークの逃げ場がなくなってしまい、適切な温度を保てなくなってしまいます。

ケージ内で温度差ができるように暖めてあげると、コーンスネークは自分でちょうど良い温度の場所を探し移動してくれます。

また、ケージ内の温度を測る温度計の高さにも注意が必要です。

ケージの高すぎる位置や、パネルヒーターの上に温度計を設置してしまうと、正しい温度は測れません。

温度計を設置する時は、コーンスネークが生活している高さ、ヒーターから適度に距離がある位置に設置すると良いでしょう。

冬眠はさせたほうが良いの?冬眠させない方法は?

コーンスネークは12月~2月頃に「冬眠」の時期を迎えます。

野生のヘビにとっては寒さをしのぐ冬眠は必要なことですが、飼いヘビの場合、飼育に慣れている飼い主さんでないと冬眠させて冬を越すのは難しいとも言われています。

そのため、飼育に慣れていない場合はケージ内の温度を一定に保ち冬眠を避けてあげても良いかもしれません。

ヘビが冬眠を始めるのは温度が20度を下回った時期からです。

そのため、冬眠させずに冬を越す場合は、ケージ内の温度が20度を下回らないように、25~28度を目安に温度管理を行いましょう。

冬は昼と夜の温度差も大きいため、こまめに温度計を確認し調節してあげましょう。

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まとめ

今回は、コーンスネークの飼育で温度が上がらない場合の対策方法についてご紹介しました!

人間以上に寒さに弱いコーンスネーク。

飼い主さんが寒さから守ってあげることで、一緒に暖かい春を迎えられ、コーンスネークとの絆も深まるように思います。

 

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