蛇を飼育した場合、餌はどれくらいの頻度と間隔で与えればよいのか。
また餌の値段はどれくらいか。
蛇を飼育するにあたり一番問題なのは餌だと思います。
毎日与えるのか、それとも1日おきに与えるのか、また1回に与える餌の量はどのくらいがいいのでしょうか?
今回は蛇の餌を中心に調べてみました。
飼育に必要なもは何か
蛇は爬虫類なので気温の管理をしっかりしなければいけません。
常に適温を保てるようにすることが一番大事です。
ゲージの選び方ですが、蛇の全長より少し小さめのゲージを用意します。
脱走する事もあるので、蓋がしっかり閉めれるようにすることが大事です。
蛇の脱走は音がしない為、分かりにくいので万が一外に出てしまうとほぼ見つからなくなってしまうので気を付けましょう。
また蛇がペットとして飼育されてるとはなかなか思わないので、道端で脱走した蛇に遭遇しても野生の蛇だと思い込み、よっぽど特徴のある蛇でなければ保護してくれる人はほとんどいないでしょう。
ゲージの中にはヒーター、温度計、床材、水容器を入れます。
蛇の病気は治療法が確立されていない事が多いので、温度管理をして病気を予防することが大事です。
脱皮が上手く出来ない時は注意深く見守るようにしましょう。
餌について
餌の大きさは胴の太さと同じぐらいのものが目安です。
大きすぎると動けなくなったり、小さすぎると餌不足になってしまいます。
蛇にとって一番良い餌は冷凍マウスです。冷凍マウスは蛇にとって、栄養バランスも良く完璧な餌と言えます。
ただ暑い時期は傷みやすく腐敗しやすいので、衛生面に気を付けるようにしましょう。
そして与える時のポイントですが、必ず全解凍するようにします。
解凍の仕方ですが自然解凍で行いますが、急ぎの場合は60度ぐらいのお湯でマウスが濡れないようにビニール袋に入れ解凍します。
餌を与える時は、箸やピンセットであげましょう。
子供の時は1週間に2回ぐらい、大人の場合は1~2週間に1回与えます。1回の餌で2匹ぐらいあげます。
餌の冷凍マウスは爬虫類専門のお店やネットショップで売られているので手軽に手に入れることができます。
サイズもSSサイズ~LLサイズまであります。SSサイズ10匹で約600円、Mサイズ10匹で約1000円、Lサイズ10匹で約1200円程になります。
餌を食べない時はどうしたらいいのか
蛇が餌を食べない時はいくつか原因があります。
環境の変化に敏感な蛇は、環境が変わると餌を食べません。
また満腹の時も食べません。
1週間以上食べない場合は温度が適温か確認してみましょう。
また餌を与える間隔が短いのかもしれません。
間隔を長くして餌の量も調節してみましょう。
あとは冬眠の可能性もあります。
通常の大人サイズの蛇は冬眠させても良いが、幼蛇はリスクが高いので冬眠させない様にします。
餌を吐く場合は温度変化が激しい事が原因の場合もあります。
吐く行為は蛇にとって負担が多くかかるので、吐いているのを見かけたら温度調節をするようにしましょう。
また餌が大きすぎた場合もあるので、小さめの餌を与えてみるのも良いです。
蛇の温度管理は蛇の体長だけじゃなく餌を食べる行為にも影響するので、蛇の種類ごとに適温をしっかり調べるようにしましょう。
例えばコーンスネークは20度~30度の場所に生息しているので25度ぐらいの温度に設定します。
夏はゲージの温度管理をしていても、締め切った室内は温度が上がる為エアコンをかけて室内の温度も調節します。
まとめ
蛇の餌のマウスがネットで売られているのを知ってとても驚き衝撃的でした。蛇にとっては温度管理がとても重要で、餌を食べる事にも影響していることに驚きました。餌のコストも高いと思っていましたが、調べてみると意外とそうでもないことが分かりました。飼育している蛇は冬眠させないのが鉄則らしいです。温度管理に慣れていないのに冬眠させようとすると、蛇は死んでしまうぐらい温度管理は重要なものだとわかり蛇の飼育の難しさを知ることが出来ました。