一般的にコーンスネークは飼いやすいペットと言われております。
しかしもちろんですが生き物に病気はどうしても避けられない付き物ですよね。
コーンスネークも人間と同じでお腹を下し下痢をします。
今回は病気の中でも下痢に注目しその原因や対応などについてお伝えしたいと思います。
下痢の原因
コーンスネークが下痢になる原因は、原虫感染です。
ヘビだけでなく爬虫類、例えばカメやトカゲも、腸管内に何らかの寄生虫を持っています。
この寄生虫はやみくもに駆除してはいけないという意見の研究者もいます。
なぜなら爬虫類の腸内環境では、寄生虫が他の腸内細菌とバランスを取っていると考えられるからです。
寄生虫と言えば悪いイメージですが実は欠かせない役割を果たしているのかもれません。
コーンスネークが野生で育っているのでなく、家庭で飼育されていて健康的で清潔な環境下の場合であっても、一定量の原虫は存在しているようです。
しかし、何らかのストレスにさらされると胃腸系に障害をもたらし下痢が起こり、ひどければ嘔吐や胃腸内ガスによる膨張、呼吸器感染などの問題につながってしまうのです。
下痢が続くようなら病院へ連れて行く
もし下痢が長引くようなら楽観視せずに病院へ連れて行ってあげましょう。
おそらく検便をして原虫について量や種類を調べることになるでしょう。
ただ、多くの原虫の中から下痢の原因となっているものを特定できないこともありますが、原虫症の処方にはメトロニダゾールという薬剤が使われます。
爬虫類は哺乳類とは違って血液検査や精密検査をするのが難しく、哺乳類に比べて症例も少ないので、情報が少ない中での診察になってしまうかと思います。
しかし家でずっと様子を見ていても改善せず、むしろ長引いてしまうことも考えられますので、なるべく早めに病院で診てもらう方が良さそうです。
まとめ
普段の健康状態の時に常に胃腸系にいる原虫が、下痢の原因にもなり得るということですね。
少しでも異変があれば、病院へ連れて行ってあげることが最善だと思います。