いつどこでまむしに遭遇するかわかりませんよね。

みなさんは、仮にマムシに遭遇し、噛まれたときに、どう対処したら良いかすぐ思いつきますか?

もしもそうなってしまったときに、間違った応急処置をしないように、予備知識として、マムシに噛まれたときの応急処置の方法を調べてみました。

マムシ 咬傷 応急処置

マムシに咬傷されたときはどう応急処置をしたら良い?

まず、マムシに噛まれるとどのような症状になるのでしょう。

マムシの毒は出血毒といわれ、出血や浮腫、血圧降下、急性腎不全等を引き起こすそうです。

また、死亡率は0.1%程度といわれています。

20~30分程で、激しい疼痛や出血があるそうです。

その後、1~2時間で皮下出血や水泡が形成されたり、発熱やめまいといった症状が出るそうです。

そこで、マムシに噛まれてしまったときの応急処置ですが、昔は、咬傷部の切開が行われていたようですが、現在では切開が不潔な処置となり、さらに場合によっては、筋肉や神経を傷つけてしまう恐れがあることなどから、推奨されていないようです。

この他の処置として行われていた、中枢側での緊縛ですが、あまり強く圧迫しすぎると、組織が阻血してしまう危険があるため、脈が触れる程度の緊縛が良いそうです。

毒の吸引ですが、吸引機を使用の場合は良いですが、口を使って吸引する場合には、口の周囲に傷がある場合があるため、この傷により細菌による二次感染を引き起こす可能性があるため、推奨されていないようです。

そのため、応急処置として行えることは、中枢側で脈が触れる程度の強さの緊縛と、傷口を水道水で綺麗に洗浄することが良いそうです。

その後、できれば1時間以内に病院を受診して、適切な治療を受けるようにすると良いそうです。

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まとめ

野山の草むらなどで、突然遭遇してしまったマムシに、噛まれないとも限りません。

普段はおとなしいマムシですが、繁殖期などには、攻撃的な一面もみせます。

もしも遭遇してしまったら、距離を置いて、静かに立ち去るようにしましょう。

仮に噛まれてしまったら、適切な処置を行い、すぐに病院を受診するようにしてください。

 

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