日本に生息する毒蛇といえばマムシですよね。
そのマムシを使った酒は、名前だけは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?
なぜ、マムシを酒に入れてマムシ酒を造るのか?
その理由と、効果を調べてみました。
マムシをそのまま酒の中に入れるのはなぜ?
マムシ酒にマムシをそのまま入れる意味は、「マムシ酒を作る際に、このヘビを使って作りました。」という証のために入れている場合が多いようです。
もちろん、長い間、マムシを酒に漬け込んでおけば、マムシのエキスが、酒の中に出続けるため、入れっぱなしにしているということもあるのではと考えられます。
また、食事などでも同様ですが、視覚から無意識のうちに、効果が発揮されることも考えられます。
何も入っていない焼酎を、マムシ酒といわれるよりも、マムシが丸ごと入っているマムシ酒のほうが、効果を期待してしまいませんか?
そのような意味も込めて、マムシをそのまま酒に漬け込んでいるようです。
マムシがそのまま入っている酒の効果は?
マムシ酒は、もともと飲用酒としてではなく、特効薬といった具合に飲まれているそうです。
このマムシ酒の効果や効能と言うと、精力回復や鎮痛効果、疲労回復の効果があるといわれています。
これらの効果の中で、特に鎮痛効果に速効性があるそうで、マムシ酒を飲むのではなく、塗るといった使われ方をするそうです。
マムシ酒を染みこませたガーゼなどを、捻挫や打ち身の箇所に貼り付けると、痛みや腫れを改善させる効果が期待できるそうです。
この他の、精力回復や疲労回復の効果は、飲んですぐに効果を実感できるわけではないそうです。
飲んで、数日後に効果を感じることができるそうです。
まとめ
マムシがそのまま漬け込まれている酒は、なかなか飲みにくいかもしれませんね。
しかし、その効果が期待できるのであれば、1度試してみることも良いかもしれません。
しかも、飲むだけでなく、塗り薬としても効果が期待できるそうなので、少し怖いですが、常備しておくのも良いかもしれません。