毒蛇というと、マムシを連想する人が多いのではないでしょうか?
実際、マムシに噛まれて、命を落とす人が、年間10人程いるそうです。
決して、噛まれても大丈夫とは言えませんよね。
いったい、マムシの毒はどのくらい強いのでしょうか?
日本には、マムシ意外にも毒蛇と呼ばれる種類がいます。
それらの蛇と比べて、マムシの毒はどの程度の強さを持っているのか、調べてみました。
マムシの毒は意外と弱い?
先にも述べましたが、マムシに噛まれる被害は、3000人程いるそうです。
その中で、マムシの毒で命を落とす人が5人〜10人程いるそうなので、マムシの毒も決して軽視することはできません。
では一体、マムシの毒はどれほどの強さなのでしょうか?
マムシの毒の成分は、攻撃するための毒ではなく、どちらかというと、捕まえた餌を消化し易くするための毒と言われています。
また、人に対しては、仮に噛まれた場合でも、局所的に毒は入り込みますが、その毒が身体全体に回り難いため、その結果が、マムシに噛まれたときの被害の内容に反映されています。
しかし、噛まれた患部がパンパンに腫れるといったことは、よくあるため、噛まれた場合は、必ず病院を受診して、適切な対処をしてもらう必要があります。
マムシの持つ毒の強さはどの位?
日本には、マムシの他に、ハブやヤマカガシといった毒蛇が存在します。
では、マムシはこれらの毒蛇と比べ、どの程度の毒の強さをしているのでしょうか?
結論から言いますと、毒の強さは、ハブとヤマカガシの間の強さのようです。
毒蛇として恐れられることで有名なハブが実は一番弱い毒を持っているそうです。
このハブの2〜3倍の強さの毒をマムシは持っていると言われています。
また、あまり毒蛇のイメージがないかもしれませんが、ヤマカガシはマムシの毒の3倍程度の毒を持っていると言われています。
まとめ
日本には、3種類の毒蛇が生息しています。
その中で、マムシの毒は、中間の強さを持っているようです。
しかし、毒の強弱はあるかもしれませんが、蛇にかまれた場合、必ず病院を受診するようにしてください。
噛んだ蛇が、毒蛇ではない場合についても、病院で処置をしてもらうことをおすすめします。
ヘビの持つ毒以外にも、感染症などにも注意が必要です。