アルビノとは、メラニンの生合成に関わる遺伝で、先天性白皮症、先天性色素欠乏症、白子などとも呼びます。
先天的なメラニンの欠乏で体毛や皮膚は白く、瞳孔は毛血管の透過により赤色になります。
ほとんど視覚的な障害を伴います。
紫外線による皮膚の損傷や、外部から見つけられやすく、自然界での生存は難しいのです。
アルビノでは、白ヘビなどが有名ですね。
山口県岩国市では白ヘビを天然記念物に指定されています。
奈良県の大神神社では白ヘビを信仰していて、巳の神杉と呼ばれる杉もあります。
ではニシキヘビのアルビノとは、どんなものなのでしょうか?
ニシキヘビのアルビノって?
ニシキヘビのアルビノは金色と白のとても美しいヘビです。
目の色は赤く貴重なヘビなのでマニアにとっては手に入れたい個体かもしれません。
ニシキヘビのアルビノはなかなか手に入れることができない個体の為、十万単位での値が付きます。
みてこれ。
アミメニシキヘビ(?)だかビルマニシキヘビ(?)だよ。
これだったはず。首に巻いたやつ。
写真も撮ったよ。
アルビノだよ。
可愛いだろ? pic.twitter.com/wjhLkN4re6— ほのか【ぬいぐるみ欲しい…】 (@honoka_tourabu) 2017年3月13日
値段
ニシキヘビの値段はまちまちですが、安い物ですと5千円くらいで手に入ります。
ボールパイソンの150cmほどで3万前後です。
アルビノになると、何十万にもなるでしょう。
アルビノビルマニシキヘビで45万円です。
アルビノのニシキヘビは珍しくとても美しいため高値で売られます。
ニシキヘビ
一般のニシキヘビは、褐色や暗緑色の体色に暗色の斑紋が入っている色彩が多く見かけられます。
大きさも種類によってまちまちです。
熱帯地方に生息し、サバナや熱帯雨林の湿気が多い所に多く見られます。
食性は動物食で獲物を締め付けてから丸呑みします。
ニシキヘビは、アゴの構造や、体の構造で自分の顔よりも大きな動物を丸呑みすることができます。
ニシキヘビの中には特定動物に指定されている種類もいますので、ペットとして飼う場合許可が必要な場合があります。
怠ってしまうと、罰金や懲役が科せられます。
まとめ
日本では動物園かペットとしか生息していないニシキヘビです。
獲物に襲いかかるほかる以外は動きは鈍いヘビです。
アルビノとは先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患のことです。
ヘビでのアルビノは白ヘビが有名です。
白ヘビは神様の使いと言われたりします。
アルビノのヘビは珍しく美しいため高値が付きます。
アルビノのヘビを手に入れるために争いまで起きることがあるようです。