ペットスネークの中でもおとなしい性格と愛嬌のある見た目で人気の高いコーンスネーク。
カラーや模様の種類が豊富で、お世話もしやすく、さらに馴れればハンドリングも可能なためペットスネークとして非常に有名で人気のヘビです。
今回はそのコーンスネークについて、なぜ「コーンスネーク」と呼ばれているのか、その由来についてご紹介します。
なぜ「コーンスネーク」という名前?
コーンスネークはもともとアメリカに広く生息しているナミヘビ科の仲間です。
全長は120cm~150cm程度で、平均寿命は10~15年程度と言われています。
コーンスネークの学名は「Elaphe guttata guttata(Pantherophis guttatus guttatus)」ですが、広く知られている名前は「Corn snake(コーンスネーク)」や「Red ratsnake(アカダイショウ)」という呼び名です。
ではなぜ、「コーンスネーク」や「アカダイショウ」と呼ばれるようになったのでしょうか?
「コーンスネーク」という呼び名の由来
「コーンスネーク」という呼び名の由来で最も有力な説では、体の模様が関係しているとされています。
コーンスネークは様々な模様があることが特徴的なヘビです。
その中で、腹側の模様を見た時に様々な色の粒が混ざっているように見えたことから、「トウモロコシの粒」つまり「コーン(corn)」に似ているとされ、「コーンスネーク」と呼ばれるようになったと言われています。
その他には、「トウモロコシ畑でよく見られるヘビだから」という理由で、「コーンスネーク」と呼ばれるようになったという説もあります。
別名は「アカダイショウ」
今では様々なカラーバリエーションがあるコーンスネークですが、もともとは赤やオレンジ色の地色に黒い縁取り模様が入っているヘビでした。
また、コーンスネークはナミヘビ科の一種で、日本に生息する「アオダイショウ」の仲間でもあります。
これらの理由から、コーンスネークは別名「アカダイショウ」とも呼ばれています。
コーンスネークの魅力
コーンスネークは本来「アカダイショウ」の名の通り、赤系を地色とした体色のヘビでした。
しかし、世界中でコーンスネークの交配が繰り返された結果、今では赤色だけでなく純白やピンク、灰色、黄色などの様々なカラーが生まれ、模様もバリエーションに富んだコーンスネークが誕生しています。
多くのカラーや模様の中からお気に入りの子を見つけ出す楽しみや、自分で飼育し繁殖させ、新たなカラーバリエーションを誕生させられることが、コーンスネークが持つ魅力の1つでもあるのです。
まとめ
今回は、コーンスネークの名前の由来とその魅力についてご紹介しました!
名前の由来が分かると、思わずお腹の模様を確認しに行きたくなりますね。
もしかしたら、その場でお気に入りの模様をした子との素敵な出会いがあるかもしれません。