爬虫類を苦手に思う人は多いです。
とくに蛇は動き方が気持ち悪い、音もなく忍び寄る雰囲気があるなど、どうしても蛇に嫌悪感を持つようですね。
すべての蛇ではありませんが、猛毒をもつ蛇もいます。
蛇が苦手なのはそれだけが理由ではなく、とにかくそこにいるのが怖いという人もいます。
そんな蛇が怖くて苦手と思う人の心理を調べました。
蛇が怖い!苦手!と思う人の心理は?
哺乳類は、基本的に爬虫類には本能的に嫌悪感を持つことがわかっています。
なので、当然、苦手と思う心理を持つのは当たり前ですよね。
人間は二本の足でしっかり歩きます。
一方、蛇はシュルシュルと音も出さずに、ウネウネしながら動きます。
そんな動きだけで気持ち悪いと思う人が多いようです。
さらに、蛇にはいろんな言い伝えや物語が残っています。
蛇を嫌うような文化もありましたから、その影響が強くこの現代に残っていることも一つにあるようです。
実際には蛇に関わることはなかったものの、そんなお話が耳に入っているため、それが学習能力として人間の気持ちに残っているという説もあります。
たとえば、蛇よりも犬が嫌いという人がいます。
それは、子供の頃に犬に追いかけられた経験があったり、噛まれた経験があると、その時の気持ちが学習として頭に残っています。
そのために大人になっても受け入れられないようなんです。
また、古いお話から紐解いていくと、蛇は人間の天敵として表現されているお話がたくさんあります。
その中の蛇は、おどろおどろしい表現がされています。
そんな記憶がいつの間にか蛇に対する恐怖感として残ってきたのではないでしょうか。人間は蛇だけではなく、蜂に対しても恐怖を感じますよね。
ただ、蜂に対する嫌悪感と蛇に対する苦手な心理はまったく違います。
蛇を苦手とする心理は、本能も含め昔からの言い伝えが学習となり、今も苦手感を生み出しているのではないかという説が有力なようですよ。
まとめ
よく海外の映画やお話の中に、毒蛇に噛まれたら血清を打たないと、危険な状態になるといった内容のものを見ます。そんな何気ない映像などもかなり影響しているのかもしれませんよね。それでありながら、蛇を信仰してきた人もいます。蛇は広い意味で近くて、遠い存在かもしれませんね。