アオダイショウは昔から蔵や家屋に住み着いて、ネズミなどの害獣から貯蓄している食料や着物などを守ってくれるとして、大事にされてきたと言われています。
蛇の中でもとても穏やかな性格で、毒も持っておらず、さらに人に慣れてくると手の上に乗ったりするなど、スキンシップも取れるため、爬虫類好きの人たちの中では密かなブームとなっているようです。
そんなアオダイショウをペットとして飼育する為の情報を調べてみました。
アオダイショウの幼蛇の大きさと飼育に必要な環境は?
アオダイショウはペットショップで購入することが出来るようです。
野生で捕獲されたものが殆どですが、卵から育てているショップもあるようです。
幼蛇のサイズは40センチ前後ですが、丸まって手のひらに乗るサイズのようです。
アオダイショウの飼育には、飼育用のケージ、床材、水入れ、シェルター、後はペット用のヒーターがあると良いでしょう。
ペット用ヒーターがあれば冬眠させる必要はないと言われていますが、冬眠させる場合には、寝床となる床材、枯れ葉などの代わりになるモノなどを用意しておくと良いでしょう。
アオダイショウをペットとして購入するときの値段はどのくらい?
ペットショップでアオダイショウを扱っているところは少ないようですが、およそ2~3千円程度で販売されているようです。
ほとんどが野生で生まれた幼蛇を捕獲して販売しているようですが、中には卵から孵化させている幼蛇も売られているらしく、値段は通常の3倍程度になるようです。
理由としては、野生で産卵、孵化している個体には寄生虫などが住み着いている可能性が高いから、とされています。
お子さんがいるような家庭環境においては、卵から孵化させた個体を選ぶのも良いかもしれません。
まとめ
アオダイショウは日本原産の大人しい蛇で、昔から日本人にはなじみ深い蛇だと言えるでしょう。
吠えたり、鳴いたりすることもなく、集合住宅などではとても飼いやすいペットのひとつとして、人気が出ているようです。
値段もそれほど高くもなく、エサ代もそれほどかからないと言われており、初心者向けのペットだということがわかりました。
ペットショップで見かけたら、その可愛らしい瞳を見てしまうと、もしかしたら飼いたくなるかもしれませんね。