コーンスネークは、身体も丈夫で比較的飼育も容易だと言われており、環境の変化への順応性も高いそうです。
ただし、コーンスネークを含むヘビ類は湿気のある場所を好み、乾燥した場所を嫌いますので、湿度の管理が必要です。
そこで今回は、コーンスネークの飼育で湿度は高いのと低いのどちらが良いのかを調べてみました。
コーンスネークの飼育 湿度が高い場合
コーンスネークだけでなく、ヘビ類は乾燥を嫌いますので、ある程度の湿度が必要だと言われています。
理想的な湿度は60%くらいですが、脱皮前は霧吹きなどを使用して少し多湿にするのが良いそうです。
ただし、湿度が高すぎるとカビが生えたりと菌が増殖することがあるとされています。
また、脱皮不全や皮膚病などコーンスネークの体にも影響を及ぼすことがあるそうですので、基本的には60%から70%くらいを保つと良いでしょう。
ケージに結露が出るような状態は湿度が高すぎることが多いので注意しましょう。
こまめに管理できない場合は、大き目のケージを用意し、ケージの中で温度や湿度の差を作る、(パネルヒーターをケージの半分にだけ設置する、ウエットシェルターを設置する)などすると、コーンスネークが好きな方に移動できるので良いと言われています。
コーンスネークの飼育 湿度が低い場合
湿度が高すぎるのも良くないですが、低すぎるのも脱皮不全など個体に悪影響があるようです。
特に冬場は、コーンスネークの飼育に適した温度である25℃から30℃を維持するために、エアコンやヒーター類を使用するため、湿度が下がることが多いそうです。
湿度が30%を下回ると注意が必要ですので、霧吹きでケージ内を湿らせたり、ウエットシェルターや水入れをヒーターの上に設置するなどの対策をとることが大切だと言われています。
どちらの状態でも個体に影響が出てしまいますので、必ず温度計と湿度計をケージ内に設置しこまめに管理するようにしましょう。
まとめ
ヘビ類は暑い時期にジメジメした場所にいることが多いですよね。
ですから、コーンスネークを飼育する際にも、湿度が高めの方が良いそうです。
ただ、あまり高すぎても低すぎても良くないですから、常に一定の湿度を保てるように注意しましょう。
環境が合わないと病気になる個体もいるようですから、こまめに管理してあげたいですよね。