「コーンスネーク」はアメリカに生息するナミヘビ科のヘビで、日本に生息している「アオダイショウ」の仲間であることから、別名「アカダイショウ」とも呼ばれています。
同じ仲間である「アオダイショウ」と「アカダイショウ」、この2種にはどんな違いがあるのでしょうか?
今回は「アオダイショウとコーンスネーク(アカダイショウ)の大きさの違いは?」と「その他の特徴的な違い」についてご紹介します。
アオダイショウとコーンスネークのそれぞれの大きさは?
アオダイショウとコーンスネーク(別名アカダイショウ)、名前は似ていますがその大きさには違いがあります。
アオダイショウ
アオダイショウは日本固有種のヘビで、本州に生息しているヘビの中では最大のヘビと言われていています。
成長すると全長1~2mにも達する大型のヘビで、非常に迫力があります。
平均的にはオスの方が大きい場合が多いようですが、超大型の個体はメスである事が多いとも言われています。
コーンスネーク
コーンスネークはアメリカに生息しているヘビで、成長しても全長120~150cm程度の大きさに留まります。
全長2mにまで成長するアオダイショウと比べると、小柄なヘビであることがわかります。
アオダイショウとコーンスネークの特徴的な違い
アオダイショウとコーンスネークは、どちらも無毒でおとなしい性格です。
そのため、どちらもペットとして飼いやすいヘビだと言われています。
では、大きさ以外でアオダイショウとコーンスネークの違いは何なのか?
ここからは2種の特徴的な違いについてお話します。
カラーの違い
アオダイショウの色は青緑系、青系、白色の3種類に大きく分けられます。
一般的には青緑系の地色が強い個体が多く、模様がはっきりと入っていることからマムシに間違えられることがしばしばあります。
また、「白ヘビ」と呼ばれているヘビは実はアオダイショウのカラーバリエーションの1つで、その見た目は完全な純白であることから神秘的で貴重な存在と言われています。
コーンスネークは、もともと赤やオレンジ色が地色の個体でしたが、世界中で交配が繰り返されたことでピンク色や灰色、黄色の地色を持つものが生まれ、模様も多種多様になりました。
コーンスネークがペットスネークの中で人気種になった理由の1つとして、カラーや模様のバリエーションが豊かであることがあげられます。
臭いの違い
アオダイショウは危険を感じると、くさい臭いを出すことがあります。
これは天敵に襲われたときに出す液体の臭いで、人間慣れしているアオダイショウの場合は液体を出さない傾向が強いです。
野生や人に慣れていない場合は臭いを出す可能性があるので注意しましょう。
一方のコーンスネークには、アオダイショウのようなくさい臭いはないとされています。
まとめ
今回は、アオダイショウとコーンスネークの大きさの違いと、その他の特徴的な違いについてご紹介しました!
どちらも個性的で、それぞれの魅力のあるヘビだと思います。