おとなしい性格とカラーバリエーションの豊富さからペットスネークとして人気があるコーンスネーク。
「ノーマル」や「アメラニスティック」、「スノー」など様々なカラーバリエーションが誕生しており、お気に入りの子を見つけるのも楽しみの1つです。
今回はそんなコーンスネークの中で、「ブラッドレッド」と呼ばれている品種についてのご紹介です。
ブラッドレッドの飼育方法について
コーンスネークのブラッドレッドとは?
ブラッドレッドのコーンスネークは、色彩変異によって生まれたカラーの1つです。
全身が赤色で、腹部の模様が消失し体の模様も薄いことが特徴です。
ブラッドレッドの幼体は頭部の色が白く抜けている場合が多く、成長するにつれて全身が赤一色へと変化していきます。
ブラッドレッドは、模様が薄く赤一色という珍しいカラーを楽しむことができる品種です。
また、模様が極端に薄くなる特徴を生かして、他の品種の模様を薄くする目的で交配させるためによく使われる品種でもあります。
幼体はサイズが小さく、少々育てにくいというのもブラッドレッドの特徴です。
コーンスネーク
ブラッドレッド
♂
兄弟にサイドパイ出てます
再撮影! pic.twitter.com/vrmUpoJPcB— つちのこ (@tsuchinokopet) 2017年6月24日
ブラッドレッドの飼育方法について
ブラッドレッドを飼育する方法は、基本的には他の品種のコーンスネークと変わりません。
初めて飼育する際には必要な物をしっかり準備してから迎えてあげましょう。
- 飼育ケース:蓋がしっかり閉まるケース。サイズはブラッドレッドがとぐろを巻いた時の3~5倍の面積があるものを用意しましょう。
- 床材:ウッドシェイブを床に敷きます。新聞紙やペットシーツなどでも大丈夫です。
- 水入れ:水飲みと水浴び用に容器を用意しましょう。体全体が浸かるサイズがおすすめです。
- ヒーター:快適に生活できる温度を保つため、寒い時期はヒーターを設置しケース内を暖めてあげると良いでしょう。
- 温度計:ケース内の温度を管理するために設置します。
ブラッドレッドを飼育するうえで気を付けたいのは、「餌」の与え方についてです。
ブラッドレッドの幼体は小さいため、与える餌もそのサイズに合わせてあげましょう。
餌は冷凍マウスを解凍したものを用意し、小さな幼体に与える場合は小さめにカットして与えるなどの工夫が必要です。
サイズの目安として、ブラッドレッドの頭部程度のサイズを与えるのが良いとされています。
また、冷凍マウスはしっかりと解凍してから与えましょう。
解凍が不十分の場合、消化不良や拒食を引き起こす原因になります。
まとめ
今回はコーンスネークのブラッドレッドについてとその飼育方法をご紹介しました!
大切に育てたブラッドレッドがきれいな赤一色のカラーに成長した時、きっと飼い主さんにとって何よりも嬉しい瞬間になるだろうと思います。