蛇の体の中ってどのような構造になっているのでしょう。

あの長さの中に内臓もあるはずだけど、一体どこに?筋肉はどうなっているの?口の中は?蛇のカラダに関する様々な疑問を調べていきたいと思います。

蛇の体のしくみ

蛇の体を掴んでみたことはありますか?見た目だけだとしなやかで柔らかい動きをしているように見えますが、実際にもってみると意外と力が強いんですよ。

蛇は無毒蛇と毒蛇に分類されますが、力強く持続力のある筋肉をもつのは断然、無毒蛇なんです。

毒蛇の場合、獲物を捕らえる時は一番の武器である毒を用います。

なので最初に飛びつく瞬発的な筋肉さえあれば、あとは毒を注入して獲物の動きが鈍くなるのを待つだけ。

反対に無毒蛇は毒をもたない為、仕留めた獲物をさらに頑張って絞殺さなくてはなりません。

獲物も逃げようと必死に暴れるはずですから、これは持久力が勝負。

その獲物が口の中に入るの?と聞きたいぐらい大きい獲物を絞殺すのですから、蛇の筋肉あなどれません。

蛇 筋肉 内臓 口の中 構造

内臓のしくみ

あの長いカラダのどこに?って思いますよね。

じつはそのカラダに合わせて、内臓も細長くできているのだそう。

獲物を捕食した後、心臓・肝臓・腎臓などの内臓の代謝をあげ、数日かけて消化する仕組みになっています。

蛇の食事が数日に一回というのは、このような理由からなのですね。

確かに丸呑みするわけですから、消化にも時間もかかるはずです。

ちなみに大きな獲物を呑み込む蛇の口。

どうしてそんなに大きく口が開くの?と思ってしまいますが、決して顎をはずしているわけではありません。

上顎と下顎をつなぐ2本の骨があり、更には下顎の前の部分は靭帯で繋がっています。

骨が繋がっているわけではありません。

大きな獲物を呑み込めるのは、このように柔軟に広げることのできる特殊な顎の造りから成せる技なのでしょう。

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まとめ

動画サイトで蛇の捕食シーンを見ることが出来ますが、たまに「なんでそんな大きいの狙った?」と聞きたいくらい大きな獲物を呑み込む蛇もいます。見ているとグロテスクなので、閲覧注意ですが、呑み込めても大きく膨らんだそのカラダを見ると逆に辛そうで、相応の大きさを選ぼうよ、と思ってしまいます。

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