蛇は、卵を産んで大事に隠して産んでいるイメージがありますよね。

実は、すべての蛇が卵として産んでいるわけではありません。

直接体から子供を出産する蛇もいます。

卵が母体の中で孵化したということになるようです。

そんな蛇の中で紹介する蛇がマムシです。

マムシは他の蛇のように卵を産卵するのではなく、直接子供を出産します。

そこで、マムシの出産を中心に調べました。

マムシの出産回数と生まれる子供の数は?

マムシは2年から3年の間に一回出産します。

時期は8月から10月にかけて数頭から15頭ほどの幼蛇を産みます。

通常蛇の子供は、卵に入ったまま体の外に出てきます。

卵の中で卵の栄養分を吸収して育っていきます。

そして時期がくると孵化します。

この流れを卵生と言います。

一方マムシは、卵を自分の胎内で孵化させるんです。

子供は同じく卵から栄養分をもらって育ちます。

そして、孵化されて体の外へ出されていくんですね。

蛇 出産 数 子供

この流れで出産することを卵胎生といいます。

大きく分けると、栄養を取り入れる源が卵なら卵生です。

お母さんの母体から栄養を摂取しているなら卵胎生になるんですね。

マムシは、母体の中で卵を孵化させます。

孵化させてから外に出産します。

そのままマムシとして生まれてきます。

蛇が卵生で生まれるのか卵胎生なのかの割合は、卵生で生まれるのが蛇の中でも4分の3ほど、残りは卵胎生で生まれます。

卵胎生で出てくる場所は、尻尾のほうにお尻の穴のような総排泄腔があります。

そこから出産します。

総排泄腔は、背中から見るとまったく見えません。

お腹の部分を見ると場所がわかりますよ。

その総排泄腔から、薄い皮のようなものに包まれてコロンと生まれてきます。

また、オスの精子はメスの体の中で数年間生きているそうです。

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まとめ

蛇は卵を産むものだと思っていましたが、直接出産するのは驚きですよね。何匹もマムシが出てきたとしたら、そんな何匹もの子供がお腹の中にずっといたことになります。それもすごいですね。マムシは毒があって危険といいます。マムシの子供もやっぱり危険なんでしょうね。

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