ヘビが脱皮してくれて感動していたのに、脱皮してから餌をまったく口にしなくなることがあります。水も飲んで糞もしている様子なのに、なぜか餌を食べないので心配ですよね。ヘビがもし拒食になったら自分が強制給餌をやるべきなのか悩みます。そこで、拒食と判断するにはどのぐらいなの期間食べないことをいうのかを調べました。
どのぐらいの期間食べないと拒食なの?
ヘビが拒食になることがよくありますが、拒食と断定できる食べなくなった期間は、ヘビの種類によって違います。
また、アダルトなのかベビーなのかでも違うので一概には言えません。
ヘビは餌の飢えには強い生き物です。
とくに大型の種類のヘビは拒食に強いですよ。
4カ月から5カ月間何も食べずに平気で過ごすことができます。
長いと1年何も食べずに、飼い主さんを心配させても元気でいるヘビもいます。
どうしても食べないというときに、人間の手で強制的に餌を口にさせますが、この方法は、最後の手段として使います。
たとえば、2週間から20日も口にしていなくても、まだ拒食と言われるようなレベルにはなりません。
なんとなく食べてないのかな?程度の話になります。
食べなくなって2週間ほど経過したら、一度餌をヘビに与えてみます。
それでも、食べなかったら飼育ゲージ内をきれいにしてあげて、水の入れ替えや温度に注意するぐらいになります。
また、飼育ゲージを新聞紙や布などで覆って、ヘビの気持ちが落ち着くような環境を作ってみてはどうでしょうか。
ヘビは人間とは違って体温を保つことをしないので、無駄なエネルギーを使う必要がありません。
人間が2週間以上口にしないのは危険ですが、ヘビは、背骨がくっきり見えてきて、痩せてきたと目で確認できるまでは、強制給餌などをする必要がなさそうですよ。
まとめ
拒食だと勝手に決めつけてしまい、無理して強制的に餌を口にさせると、逆に拒食におちいることがあるそうです。また、無理やり口に餌を与えるとマウスロッドになることもあるそうですよ。ヘビが餌を食べないからといっても、慌てずに数日から数か月は様子を見るぐらいの気持ちでいきましょう。