蛇の目はよ~く見ると瞳孔が縦に長いのがわかりますよね。

この縦に長い瞳孔は、蛇だけではなく猫も縦に長くなっています。

逆に横に長い瞳孔を持つ動物もいます。

この瞳孔が縦に長いことには、何か意味があるのでしょうか。

そこで、蛇の瞳孔が縦に長いのはなぜなのか調べました。

蛇の目の瞳孔が縦長なのはなぜ?

まず、瞳孔は、暗い場所でも多くの光を取り込むために開きます。

瞳孔は、丸いよりも縦に長いほうが大きく開くことが出来るようです。

瞳孔は明るい場所では閉じている状態です。

暗い場所では、少しでもたくさんの光を取り入れるために開きます。

蛇は暗い場所での視覚が発達しているために瞳孔が縦に長いです。

これは、蛇が暗い場所でも活動できるために進化したとのことです。

猫も夜になると活発に動き回りますよね。

蛇 目 瞳孔 縦

暗い中でも獲物を取ったりできるために、暗い環境に適応した進化と言えるようです。

それが蛇にも当てはまるようなんです。

ただし、すべての蛇が縦長ではないようです。

あくまでも夜行性の蛇の種類のものが縦長のようですよ。

また、縦に長い瞳孔の蛇は、獲物を狙うときに、左の目と右の目のピントを合わせて、自分と獲物との距離を正確に知ることができるようです。

これが、他の動物になると、視野を広く見るためには横長の瞳孔になっているということです。

動物によってそれぞれ瞳孔が異なるには、ちゃんと意味があるようですね。

縦長の瞳孔を持つ動物は、夜行性の動物に多く丸い形の瞳孔の動物よりも、素早い時間で閉じることができるそうです。

これは、夜に行動することが多い夜行性の動物が、昼間の明るい光を遮光するために進化したものと考えられているようですよ。

昼に活動するようなシマヘビやヤマカガシなどは、たいてい丸い形の瞳孔で夜になっても形が変わることはありません。

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まとめ

瞳孔が縦に長いものと、横に広がっている動物を大きく分けると、縦長の瞳孔は夜に活動する動物に多く、丸い瞳孔をした動物は明るい昼に活動する動物に多いという傾向になるようです。縦長の瞳孔を持つのはマムシやシロマダラですね。横に広がっているのは、アオダイショウが当てはまります。同じ蛇でも夜行性がどうかで違うんですね。

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