都会の近くでもハイキングやトラッキングコースに適した山がありますよね。
蛇は春から活発に活動を始めます。
人もちょうどその時期に山に登ったりすることも多いです。
当然時期が重なっているので、蛇との遭遇もめずらしくはありません。
そんな山道で茶色の蛇を見ることもあるんじゃないでしょうか。
茶色といっても土の色とはちょっと違うのでわかりやすいですよね。
日本にいる茶色の蛇はどんな種類の蛇なんでしょうか。
日本にいる茶色の蛇
体が茶色の蛇はたくさんいます。
薄い茶色の体をしているのがシマヘビです。
毒はありません。
他と蛇と比べると小型の蛇になります。
体つきは細身で大きなシマヘビでも、長さはだいたい1.5mほどになります。
ただし、子供のシマヘビは、体の色が赤味がかかっていたりします。
シマヘビの気性は少し荒いですが、こちらから触ったりしなければ何もしてきません。
飼育もしやすい種類と言われています。
もし、見かけた蛇の全身が赤茶けたような茶色の色をしているならジムグリかもしれません。
見事な茶色なので目を引きますよ。
ジムグリは、高温を好む他の蛇と違って、気温が低い朝夕の時間に活動していることが多いようです。
ヒバカリも茶色の種類がいます。
体長は50cmほどしかなくかなり小型の蛇になります。
気性はそれほど荒くなく、一度捕まえてしまえば咬むこともなく大人しい蛇のようです。
そして、かなり危険になりそうなのがニホンマムシです。
濃い茶褐色の色をしています。
全長は60cmほどでこちらも小型の蛇です。
茶色の蛇はまだ他にもいます。
アオダイショウも茶色の蛇の種類がいます。
また、全身が茶色ではありませんが、アオダイショウにも茶色の斑点がついている種類の蛇もいます。
すぐに威嚇して咬みつくこともあるので、見かけたらすぐにその場を立ち去ったほうが良さそうですね。
まとめ
山をよく知る山登りの人や、林を持っている人などは、蛇に遭遇することが当たり前なので、さほど気にもしないようです。ただ、毒蛇になるような危険な蛇を踏みつけたりしないように気を付けているようです。こちらに危害を加える気持ちはなくても、どんなことが蛇の刺激になるかわかりません。不用意にびっくりさせないよう静かに逃げましょう。