蛇の目ってまん丸で、目だけ見ていると可愛らしいですよね。

なかには鋭い眼光の蛇もいますが・・・。

ところで蛇の目はどのような構造なのでしょう。

蛇から見る世界って気になりますよね。

瞬きをしたり、眠る時は目をつぶったりするのでしょうか?

蛇の目について調べていきたいと思います。

蛇の目のしくみ

蛇の目は私たち人間と同じように様々な景色や生物などを捉えているのでしょうか。

上手にエサを捕獲するところを見るとある程度は見えているのだと思われますが・・・

実際には蛇の種類にもよりけりですが、比較的に蛇は目が悪い生き物だと考えられています。

蛇から見る景色はまるでサングラスをかけているかのように黄色に着色されています。

これは蛇の目のレンズが紫外線を吸収して眩しさを感じにくくしている為です。

私たち人間やその他の陸上で生活する生物は水晶体の厚みを変化させることでピントを合わせています。

それに対し蛇は水晶体を前後に動かすことでピントを合わせていると考えられ、これは水中で生活する魚と同じなのだとか。

まぶたはなく、目はいつも開いたままの状態。見える範囲は目の位置から判断して前方60度程度しか見る事が出来ません。

蛇 目 種類 構造 特徴

蛇の目を覗いてみると、大きく2種類に分けられます。

1つ目はアオダイショウやシマヘビなどの昼行性の蛇。彼らは私たち人間と同じように瞳孔が丸い形をしています。

まんまる目で可愛いのはこちらのタイプなのでしょうね。

もう1つは夜行性の蛇。ハブやマムシが挙げられますが、その瞳孔は縦長で猫を思わせる目をしています。

なんとなく毒蛇に多いような猫目ですが、必ずしもそうではないとのこと。

ちなみに、蛇の目が白濁している時。これはもうすぐ脱皮しますよ~の合図です。またアルビノの蛇は赤い目が特徴的ですよね。

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まとめ

まぶたがないので目をつぶることがなく、寝ているかどうかは判断しにくいですが、じーっとしてしばらく動かなかったり、目の前で手をヒラヒラしてみた時に眼球が動かなければ眠っているのだとか。

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