アオダイショウは無毒で大人しい性格の蛇とされており、毒も持っておらず、慣れてくると人間の手の上で遊んだりするため、最近ではペットとして飼育する方も増えてきているようです。

そんなアオダイショウは幼体と成体で、身体の模様がまったく異なるようです。

アオダイショウの幼蛇の模様は、毒蛇として有名なマムシにとても似ているとされており、捕獲するときなど注意が必要だと言われています。

一説では、アオダイショウの幼蛇はマムシに擬態して、天敵となる他の野生動物から身を守っていると言われています。

人間でも、よく見ないと間違えてしまうほどそっくりな、アオダイショウの幼蛇とマムシの違いについて調べてみました。

アオダイショウ 幼蛇 マムシ 違い

アオダイショウの幼蛇とマムシの違いはどこにある?

アオダイショウの幼蛇は、毒蛇によく見られる斑紋があるようですが、マムシとはその大きさと形が異なるとされているので、その違いで見分けることが出来るでしょう。

アオダイショウの幼蛇にある斑紋は、マムシと比べて小さく梯子型の縞模様のようになっているようです。

一方、マムシの斑紋は半円形で大きく、また、体色も少し褐色となっており、見比べれば、その違いが判るとされています。

しかし、動いている時や遠目で見ると、斑紋の大きさなどは見分けがつかないため、注意が必要だと言えるでしょう。

斑紋の違いの他には、頭のカタチで見分けることができるようです。

マムシなどの毒蛇は、頭のカタチが三角形をしていると言われ、アオダイショウの幼蛇を含む、毒のない蛇は小さい顔つきをしているため、頭先が細くなっているので、その違いで見分けることができるとされています。

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まとめ

アオダイショウは性格も穏やかで、毒も持っておらず、さらに人間にとって害獣となるネズミをエサとして捉えるため、昔から共存してきたと言われています。

守り神としてあがめる地域もあったとされるほど、人間にとって身近な存在だったようです。

そんなアオダイショウが身を守る術として選んだのは、毒を持つことではなく、毒蛇に擬態することだったようです。

そうした穏やかな面が、ペットとして人気が出ているのかもしれませんね。

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